様々なカンナビス(大麻)ドリンクをご紹介
世界最大級の飲料メーカーコカ・コーラ社から、大麻成分入りドリンクの販売を検討しているという発表がありました。
世に出まわりはじめた頃のコカ・コーラにはコカインが含有されていたことは有名な話ですが、長い空白トンネルをぬけ、マリファナという「ハイトリップ」系ドリンクに回帰するのでしょうか?
アメリカ、カリフォルニア州では、2018年1月1日からレクリエーションでの嗜好マリファナが合法化されたましたが、
その後、ありとあらゆるマリファナ関連商品が登場し、マリファナ産業が花開いています。
大麻成分入りの「ドリンク」もすでに無数の種類が出回っているのですが、ここにその一部をご紹介します。
マリファナ入りジュース

https://greendoorwest.com/products/cannabis-quencher-sips
このマリファナ成分入りドリンク「カンナビス・クエンチャー」の価格は1本15ドル(約1680円)
普通のジュースに比べてかなり値段は高めです。
その理由は、健康を気にしている消費者に安心して使っていただけるよう徹底して品質管理をし、高品質素材を使用しているからです。
グルテンフリー、コーンシロップフリー、有機無農薬栽培、人口着色料不使用、人工香料、甘味料不使用。
せっかくマリファナ成分を摂取して健康になろうという時に、クオリティーの低い糖分やオイルなどをいっしょに摂っていては意味がありません。
ですのでこのジュースを含め、カンナビス(大麻)ドリンク系は総じて値段は高くなっています。
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マリファナ入りエナジードリンク

https://internationalhighlife.com/energy-drink-not-like-others/
カフェイン、タウリン、ビタミン各種が入ったエナジードリンクに、マリファナの「体にいい成分」をぶっこんだという、実にシンプルな発想のドリンク。
これを飲んでハイになれるか(気持ちよくなれるか)と言うと、、、NO!
大麻成分としてシードオイルは入っていますが、THC成分が入っていないので気持ちよく(ハイに)はなれません。
マリファナ入りトニックウォーター

https://www.bevnet.com/news/2018/beyondbrands-launches-cannabis-infused-tonic-mood33
マリファナを食べて摂取する場合、その効果が表れるのは早くても1時間ほど必要ですが、液体で摂取するとドリンク系のものであれば飲食より速く効果が表れます。
ですのでこの手のTHC含有ドリンクを初心者が初めて摂取するときは、まず半分を飲み75分してから残りの半分を飲みます。
もちろん十分に「ハイ」になっていて、これ以上必要ないと判断した場合は必要はありません。
初めから、355ml全量を摂るとオーバードーズになる可能性があります。
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マリファナ入りソーダ
上の商品はその名も「リーガル」(合法)という名のマリファナ成分入りの炭酸飲料です。
THCが一瓶に20 mg含まれていますが、アルコールは入っていません。
完全に「ハイ」になるためにプロダクトされた製品です。
この「リーガル」は炭酸を含んだドリンクで、それによりマリファナ成分は炭酸を含んでいない物よりも速く体に吸収されます。
炭酸を含んでいない物が一時間ほどかかるのに比べて、その半分くらいの時間で「ハイ」になれます(人によって誤差あり)。
マリファナティー
ちょっとややこしいのですが、このCICEスイス・カンナビス・アイス・ティーは、オーストリアの飲料メーカーブランドですが、この製品が販売されているのはアメリカのオレゴン州です。
なぜスイスという名前が使われているかと言うと、スイスで栽培された大麻を使用しているからです。
5%のスイス産ヘンプ(大麻)フラワーシロップと0.0015%のTHCが添加されています。
普通の紅茶のレモンティーが大麻味風味にされたという感じで、味は紅茶と緑茶を混ぜて甘くしたような感じです。
大事な点をお伝え忘れていました、飲んでも全くハイにはなりません(0.0015%のTHCでは何も起こりません)。
マリファナ入りコーヒー

https://www.gocaliva.com/blog/drinkswithweedinthem
THC15mgが添加された、冷温抽出コーヒー。
THC15mgと言うと、マリファナ初心者には「ハイ感」がもたらされるでしょうが、すでに耐性のできているベテラン者には、ほとんど変化はないはずです。
例え、精神的効果(トリップ感)がやってくるとしてもそれは、飲料してから1時間半から2時間ほどしてからになります。
コーヒーに含まれるカフェインは、立派なドラッグですが、このTHCとの相性は悪くありません。
先にカフェインが効き、そのあとにやってくるTHC効果は、カフェインの覚醒効果を高める感じがあります。
マリファナ入りレモネード

http://www.stonerdays.com/marijuana-stoner-cookbook/
寒い冬に、体を温めるために飲むドリンクとして思い浮かぶのは「お茶」
しかし、これはアジア人的な発想で、西洋ではコーヒー、紅茶そしてホットレモネード。
最近ではそのレモネードに初めから大麻成分が含まれているものが多く出回っています。
寝る前に、このホットレモネードを飲めば、深い熟睡を得ることができ、次の日は爽快な朝を迎える事でしょう。
マリファナビール
マリファナ成分の入ったビールはすでにいくつも出回っていますが、ビール産業ではメジャー企業「クアーズ」がマリファナ成分を含ませた商品をリリース予定だと発表しました。
カナダでは2018年10月から嗜好大麻が合法化されますが、それに伴い拡大する大麻産業マーケットに参入する目論見です。
実際にクアーズから打ち出される商品は明らかにされていません。
大麻成分が添加された『ビール』なのか、それとも『エナジードリンク』なのか。
コカ・コーラ社、クアーズ社がマリファナ商品で成功した場合、世界中のメジャーな飲料系カンパニーは、追従していくに違いありません。
100年後には、日本のキリン、アサヒ、サッポロも大麻ドリンクを販売していることでしょう。
マリファナ入りジン
このジンは、マリファナフレーバー(つまり大麻味)のアルコール度40%のお酒です。
ただ、マリファナ味になっているだけでTHCは含まれていないので、マリファナハイにはなりません。
実は、ほとんどのアルコール飲料に添加されているマリファナ成分に精神的変容を起こす(つまりハイになる)成分は含まれていません。
それは何故かというと、飲食で摂取した場合、マリファナの成分が体に吸収されるのに必要な時間が1時間ほどに対して、アルコールは数分で効いてきます。
つまり、先に酔っ払い、そのあとで「ハイ」感がやってくるということですが、そうなると気分が悪くなり悪酔いしてしまう人が少なくありません。
マリファナとアルコールは非常に相性が良いのですが、それあくまでもマリファナを先に効かせてから、そのあとでアルコールを摂った場合です。
大半の人は、アルコールを先にとると吐いたり気分を悪くしてしまうのです(まれに全く問題ない人もいます)。
時々、ハイになれるマリファナ成分が含まれたお酒類が売られているのを見ることもありますが、あまり人気がないのはそういった理由からです。
マリファナ入りワイン

https://www.mensxp.com/culture/food-and-drinks/32792-marijuana-infused-wine-is-an-actual-thing-that-exists-we-re-getting-high-thinking-about-it.html
実はアメリカの大麻合法州のほとんど(コロラド、オレゴン、ワシントンなど)は、アルコールにマリファナ成分を添加して販売することは未だ違法です。
しかし、カリフォルニアだけは解禁(合法化)されていて、そのためすでに何種類ものマリファナ入りワインが出回っています。
マリファナで癌を克服した事で有名なミュージシャン、メリッサエスリッジは自分の大麻ワインブランドを持っています。
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マリファナ アブサン

https://www.thecannabist.co/2015/05/27/cannabis-absinthe-europe-stoned/35437/
アブサンという醸造酒にマリファナ成分を添加したものです。
これを飲んでどのくらいマリファナハイを得られるのかと言うと、まったく得られません。
マリファナ成分は、フレーバー(マリファナ味香料)が加えられているだけなので、THCもCBDも含まれていません。
しかし、アルコール度数は70%となっていますので、違う意味でハイになるには十分です。
マリファナ入りウォッカ

https://mashable.com/2016/03/12/weed-infused-vodka/#eHIQnKPMtsqB
このカリフォルニア産のウォッカには、THCが含まれていないのでハイにはなりません。
しかし、地元のマリファナから抽出した香料が使用されマリファナ風味にはなっています。
まとめです
この記事を最後まで読み進んでいただいた方は、気が付かれたと思いますが、
実は、マリファナの「ハイ」をドリンクで摂取して得ようというのは適切ではありません。
ぶっちゃけ吸引したほうが速いというのがありますが、そのほかにも理由があります。
●効いてくるのに時間がかかりすぎる事(約一時間)
●量の調整(足りないとき)をしようと思っても、追加で飲んだものがやはり一時間後に効いてくること。
●効き方が、吸引で摂取した時よりも重だるい感じがあること。
●アルコールと摂取するときには、アルコールよりも先にマリファナが効いた状態にしておくべきなこと。
ということで、90%以上のマリファナ愛好家は吸引で摂取しています。
しかし、ハイになりたいわけではなく「健康の為にマリファナドリンクを飲みたい」というのであれば、話は別です。
その場合、ハイにならない成分CBDが入ったものを時間をかけて少しづつ摂るのが賢明です。